WiFi-transferの使用方法
WiFi-transferとはiPadと同じLAN環境にあるPCとの間で
ファイルをやり取りできる機能です。
この機能を使用すれば、Goodreaderに保管してあるファイルを
PCからまるで自コンピュータ内のフォルダのような感覚で使用できるようになります。
iTunesでもファイル転送の機能は付属していますがよりファイル移動がよりスムーズです。
Goodreader for iPadのアプリを展開した時に右下に現れるマークをタップ。
すると下記のような画面になります。
WiFi statusがON
Connection部分がWaiting・・・
となっています。
(もし、iPadのWiFi接続が出来ていない場合には『WiFi states』がOFFのままです。)
その下の部分に
1.IP-adress
2.Bonjour-adress
の二つが表示されていると思います。
まず、一つ目の 1.IP-adressですが
これはインターネットブラウザ経由でファイルをやりとりするためのアドレスです。
まずiPad側のWiFi trasferの画面を表示させる。
PC側のインターネットブラウザを開く→URL入力部分に表示されているアドレス
http://192.168.1.xx:xxxxを入力。
うまく接続できればiPad側に下記の画面が表示されます。
Connection部分が『Waiting・・・』だったものが、『established』となっていればOKです。
PCのブラウザ側には
という画面が出ていますので赤枠の部分からファイルをアップしたり
上部のディレクトリ表示の箇所からファイルをダウンロード可能です。
次に二番目の 2.Bonjour-adressですが、
これはPC側のマイネットワーク(Vista以降はマイコンピュータ)から設定します。(要Bonjour)
まず、PCのマイネットワーク(Vista以降はマイコンピュータ)を開く→ネットワークプレースの追加
(Vista以降は右クリック→ネットワークプレースの追加)
追加ウィザードが開いたら、次へをクリック→『別のネットワークの場所を選択』を選択し、次へ
ネットワークプレースアドレス指定の画面にiPad側のBonjour-adressに表示されているアドレスを追加→次へ
接続が成功すればネットワークに名前を付ける画面が表示されますので
名前を付けて設定完了です。
マイネットワーク(Vista以降はマイコンピュータ)の中にフォルダが作成されていますので、それを開くとGoodreader内のファイルに
直接アクセスできるようになります。(iPad側のWiFitransferの画面が開いていなければアクセスはできません)
この機能を使えばiTunesをいちいち開くことなくファイルのやり取りが可能です。
iPadとPCの間に頻繁にファイルのやりとりがある人にとってはとても便利な機能だと思います。
〈追記 2011/10/27〉
iOS5にバージョンアップ後WiFi-Transferが利用できない症状
まとめページ/目次【GoodReader for iPadの使い方】
【提供・・三蔵堂出張パソコン教室】