iPadからNASに接続されたハードディスクのファイルにアクセスする。
iPadには限られた容量しかありません。
そんな時に便利なのがNAS(ネットワーク接続ストレージ)です。
簡単に言えば、LANで接続された外付けHDDとでも言えるでしょうか。
このNASを一台用意してあれば、メインのパソコン、サブのノートパソコン、
iPad、iPodTouchからでもといった具合に複数の機器からNASに保存されたファイルを
利用することができます。(今のところiPad・iPodからは閲覧のみ)
では早速利用方法を説明致します。
①NAS(Network Attached Storage)の準備
ここではI・Oデータ製 LANDISK HDL-S1.5(1.5テラバイト)を用いた使用方法を解説致します。
まず、購入したNASを設置します。具体的な方法は各説明書を参照下さい。
初期作業が完了したらNASをLANケーブルを使用してLANに接続します。
PC等からアクセスできるか確認してください。
アクセスが確認できたら、内部の設定にかかります。
iPadで閲覧するためにはNASの公開フォルダにDNLA共有設定してある必要があります。
LANDISKの場合
①LANDISK Web設定画面にログオン
②詳細設定をクリック
③共有のタブをクリック
④共有フォルダ一覧からDLNA共有するフォルダをの変更をクリック(dlnaフォルダは最初からdlna共有設定がしてあります)
⑤DLNA共有にチェックをする
⑥確認するをクリックして、OKをクリック
⑦PC等から先程DLNA共有にチェックをいれたファイルに画像・動画データ等を入れます
これらが完了すればNAS側の準備は完了です。
②iPad側の準備
追記 2012/4/4 現在のNAS閲覧用ベストアプリはFile Explorerです。→使い方を見る
iPadでNASに保存してあるDLNA共有ファイルを閲覧するためにはアプリケーションが必要です。
アプリは無料で取得できます。
App Storeの検索で「dlna」で検索を実行、するとMedia Link Player Lite for iPadという
アプリケーションを見つけることができるはずです。このアプリをダウンロードして下さい。
対応フォーマットはH264 AAC MP3 JPEGです
ダウンロードが完了したら早速起動してみましょう。
下図のような画面になります。
画面のLANDISK-A×××××××をタップ
ファイルの種類によって自動的に分類表示されます
フォルダを開いて、ファイルをタップすれば、閲覧できます。
※LANDISKの場合、電源を入れたばかりや設定を操作したての場合diskが認識されないことがあります。
その場合は少し時間をおけばアクセスできるようになります。それでもアクセスできない場合はiPadを再起動させると
認識できるようになります。
これで自宅などNASを設置してある場所ではiPadの残り容量を気にしないで存分に活用できますね